この記事では、僕が今の土地を買った理由と僕の思う土地の選び方を紹介していきます。
僕がInstagramに土地に関する投稿をしたところ、多くの反響を頂いたのでもうちょっと細かく記事にしていこうと思います。
一緒に、「土地が探せる無料サイト」も紹介しますね!
土地に関しては個人の価値観により良い悪いが分かれてしまうので、「こんな考え方もあるんだ」と参考程度に捉えてもらえると助かります。
僕が買った土地の紹介
僕の買った土地について紹介しますね。
どのような土地でなぜここを選んだのかを是非参考にしてください!
土地の探し方
土地の探し方っていくつかパターンがあると思います。
- ハウスメーカーの人と一緒に探す
- 不動産屋さんに行って相談する
- インターネットで検索して探す
- 知人に紹介してもらう
などなど。
僕は結果的にインターネットで検索して探して見合った土地を見つけてから不動産屋さんへ行って相談をしました。
▼僕が土地を探すまでの流れ
- 住宅展示場に行く
- 土地を探すことになる
- 紹介されたところは条件に合わない
- 都市計画法34条12号区域に該当していることを知る
- 自分で探す、今買った土地を見つける
- 不動産屋さんへ問い合わせて具体的な話を聞く
購入した土地の概要
土地面積 | 約103坪 |
地目 | 畑 |
建ぺい/容積率 | 60% / 200% |
建築条件 | 指定なし |
小学校 | 約1.6㎞ |
中学校 | 約2.8㎞ |
最寄り駅 | 徒歩約15分 |
水道 | 上下水 |
ガス | 都市ガス |
その他備考 | 都市計画法34条12号区域 |
農振除外・農転要する |
僕が購入した土地は、市街化調整区域の土地です。運よくこちらの土地を購入することが出来ました。
また、市街化調整区域は基本的に上下水ではなく浄化槽が多く、都市ガスもあまり多くないそうです。
僕たちも土地購入時の説明では、浄化槽のプロパンガスと説明を受けていたのですが、ふたを開けてみたら、上下水の都市ガス地域でした。
都市計画法34条12号区域とは
出典:(株)アイエー住宅販売│川越市・狭山市・所沢市の新築一戸建て・中古マンション・土地の不動産情報サイト
都市計画法34条12号区域はちょっとややこしいです。
- 市街化調整区域に20年以上居住する6親等以内の親族がいる
- 自分名義で家を所有していない
- 自分で住むための家を建てる
都市計画法34条12号区域は上記の条件を満たしている人が該当する区域のことです。
但し、自治体によって細かい条件が異なるので探している地域のホームページを確認してください。
僕たちは運よく該当していたのですが、土地探しをしているときに不動産屋の人に言われるまで気が付きませんでした。
あなたも一度、購入するしないは別として該当しているかしていないかについては調べたほうが良いと思います。
選べる土地の選択肢が広がります。そして、市街化調整区域の値段は破格ですのでかなりお得に買うことが出来ます。
農振除外申請、農転許可申請
僕が購入した土地の地目は「畑」でしたので、これを住宅が建てられるように地目を「宅地」に変更する必要があります。
また、農業振興地域に指定されている土地を、指定地域から外す必要があります。
これらを農振除外(農業振興地域除外)、農転許可申請(農地転用許可申請)と言います。
もともと家が建てられない土地だったのを家が建てられるようにする手続きが必要になるんですね。
それでこれが、まぁ時間がかかるのです。平気で申請をしてから、1年~1年ちょっとかかります。
申請出来るタイミングも年に数回しかないので、そのタイミングを逃すと次の機会に申請が必要になります。
僕がこの土地を選んだ理由
僕がこの土地を選んだのは、値段と場所と土地の広さがビビっときたから(多分だいたいの人がそうだと思うけどww)。
- 広い(103坪)
- 安い(市街化調整区域)
- 南向き道路
- 車通りが少ない
- 駅まで徒歩15分
- 最寄り駅のコインパーキング1日300円w
- 住宅街ではない(昼も夜も静か)
- 車通りが少ない
- 近くに夜間対応の病院あり
- 車で10分程度のところに大型商業施設が2つある
僕は通勤には車を使うので、最寄り駅までの距離はそんなに重要視しませんでした。
ただ、新幹線や飛行機での出張が多いので電車をまったく使わないわけではないです。
- コンビニが近くに無い
- スーパーが近くに無い
- 自動販売機すら無い
- 夜は真っ暗すぎて少し危険
- 銀行も近くに無い
あまり出てこなかった・・・(笑)
車が必須の地域なので、近くにあることをあまり求めないというか。車のって行けばいいやーって思ってます。
不便な土地でおじいちゃんになったときにどうするの?って意見もあると思うけれど、その時に考えればいいと思ってます。
世の中の人、すべてが便利な土地に住んでいるわけでもないですしね!
あ、そういえばこの土地は小学校までの距離がすごく遠いんです(デメリット?)。
子供があるいたら30分くらいかかります。
近くに住んでいる人に聞いたところ、「小さいころからよく歩くから体力がつくから歩かせてよかったわ~」って言ってました。
ただ、必要に応じて学校まで迎えに行くことは多かったそうですね。
僕も小さいころは小学校まで遠かったのですが、みんなと歩いてそれはそれで楽しかった記憶があります。
僕の思う土地の選び方
土地選びを失敗してしまうと楽しい家づくりが出来ません。なので、「土地選び」は「家づくり」以上に大切です。
一度土地を買った僕が、「僕の思う土地の選び方」についていろいろと思うこともあるので紹介していきますね。
家づくりのイメージを家族でしっかりと話し合う
まずは、家のイメージを家族でしっかりと話し合うことが大切だと思います。
とはいえ、家を買おうってなったときにまず最初に家族でぽろっと家の理想を語り合うことが多いと思いますが、それをしっかりとイメージすることが大切です。
ここは人それぞれです。
土地選びの条件を並べる
あなたにとって土地に求める条件をまずは並べましょう。
- 土地の予算
- 家を建てたいエリア
- 土地の広さ
- 地形
- 方角
- 地盤
- 最寄り駅
- 最寄り駅までの距離
- 近隣の騒音
- 車などの交通量
- 電車・バスの利便性
- インフラ(水道、ガス)
- 小学校、中学校までの距離
- 病院(緊急病院、小児科など)
- スーパーまでの距離
- コンビニまでの距離
などなど。
求める条件をしっかりと並べることは重要です。
こういう土地が良い!という思いが先走って、本来気にしなきゃいけないことに注意がいかなくなることもあります。
土地選びには優先順位を付ける
自分たちの条件をすべて当てはめるのは控えめに言って無理です!
なので、優先順位をつけることが大切になります。しかし、優先順位の付け方はひとそれぞれで、価値観によっても違います。
優先順位は、「土地の予算>学校やスーパーまでの距離>土地の広さ>駅、バス停までの距離」の順で決める人が多いです。
わたしたちの場合は、「値段>広さ>交通の利便性>生活の利便性」でした!
ただ、これらの優先順位はあくまで一例なので、諦められる条件、諦められない条件はしっかりと家族で話し合うようにしましょう。
例え話ですが、以下の例は価格を基準に他を妥協した例です。
土地を探す際の注意点
ここまでは土地の選び方の紹介をしました。
僕もそうだったんですけど、土地探しってとても楽しいんですよね。
自分の家をここに建てたらどうなるのかなぁって妄想すると楽しくて楽しくて仕方ないんです。
予算をしっかりと決めておこう
土地を買うにしても予算の上限をしっかりと決めておきましょう!
もちろん土地を買った後にマイホームを建てますが、家づくりにすべてに希望や理想を詰め込むと必ず予算オーバーします!
潤沢に資源があるのであれば良いですが、基本的には予算を決めてマイホームの購入を決意すると思います。
土地の価格が予算を超えてしまうと、マイホームのオプションを削るなどして価格を抑えなきゃいけなくなります。
なので土地の予算などはしっかりと決めておきましょう!
土地のハザードマップを確認しよう
国土交通省ハザードマップポータルサイト~身の回りの災害リスクを調べる~で洪水・土砂災害・津波のリスク情報などを調べることが出来ます。
最近は、広島の河川氾濫による災害も発生していますし、関東でも茨城県で河川が氾濫することによる災害が発生しています。
あなたが欲しい土地は大丈夫かどうかしっかり確認しておきましょう。
土地の安全性を確認しよう
ハウスメーカーの耐久性や耐震性をどんなに重要視しても、土地が軟弱地盤だったら意味がありません。
また、土地が軟弱であればあるほど地盤改良工事の費用が上がってきます。
なので土地の安全性をしっかりと確認するようにしましょう。
ハウスメーカーの担当や不動産の担当の人に、地盤についてはしつこく質問をするようにしましょう。
「ボーリング調査」をしなければわからないと言われると思いますが、過去のその土地周辺の建築データからおおよそは予想することが出来るはずです。
現地確認を何度も行う
欲しい土地の周りの環境はしっかりとあなた自身が足を運んで確認をするようにしましょう。
- 通勤の時間帯
- 昼の時間帯
- 夕方から夜にかけての時間帯
あと、雨の日、特に大雨の日も確認しておきましょう。周辺の水はけや水たまりの状況なども確認しておくといいでしょう。
しっかりと確認をしておかないと、いざ買った後に「思ったのと違う」状況になりかねません。
この記事で伝えたいこと
この記事で紹介したことは以下の通り!
- 家づくりのイメージを家族でしっかりと話し合う
- 土地選びの条件を並べる
- 土地選びには優先順位を付ける
- 予算をしっかりと決めておこう
- 土地のハザードマップを確認しよう
- 土地の安全性を確認しよう
- 現地確認を何度も行う
この記事で土地の選び方や探す際の注意点を紹介しましたが、根本的にもっと大切なことがあります。
それは、ハウスメーカーの営業担当や不動産の営業担当に頼るのではなく、あなたが主導権をしっかりと握ること!です。
マイホームや土地の購入で主導権を握るのって購入者(僕たちの立場)でなければ理想の家は建たないと思っています。
だってマイホームって(あなたがハウスメーカーに)注文(する)住宅ですもん!
紹介してもらった土地、提案された間取り・・・受け身じゃなくて、しっかりこっちからアタックしましょう!
主導権を握るためには、選択肢を多く持ち、自分の意思表示をはっきりさせましょう!
僕が今の理想の土地を手に入れたのは、僕が必死に探したからです。
ハウスメーカーや不動産の営業の人に10件以上の土地を紹介してもらいましたが、ピンとくるものはなかった・・・「なんか違う」そう感じていました。
僕が探した方が早いんじゃないかってそう思ったんですね。生意気ですね(笑)
でも結果的に、自分で土地の情報を取りに行って良かったと思いました!
選択肢を増やすことが自分で知識を身に着けることに繋がり、結果として理想に近づけることが出来ました。
ひとつ「とっておきのサイト」を紹介しておきます。
「ごタウンライフ家づくり」というサイトで、あなたのとっておきの家づくり計画書を無料で作成してくれるサイトです。
このタウンライフ家づくりがしてくれることは以下の通り。
- 資料請求
- 間取りプラン
- 資金計画
- 土地探し
登録の仕方はとても簡単です。公式サイトに飛んで、以下の図の都道府県と市区町村を埋めるだけ。
このサイトは、土地探しだけではなく、間取りプランも作成してくれます。
繰り返しになりますが、理想の家を建てるにはあなたがしっかりと主導権を握ることが大切です。
このサイトでできる内容は住宅展示場に行ったら、なかなかお願いしづらいことばかりです。
しかしこのサイトは、それを無料で相手側から提示してくれます。
あなたは内容を精査して、いいところ取りをすればいいだけです♪
最後にひとつだけアドバイスします。
理想の家づくりが出来ている人は、本当にたくさんの情報を取りにいっています。
その中で気に入ったところを自分なりにまとめて、自分の意見としてまとめています。
住宅展示場に行って情報を貰うのは、結構気を遣いますよね・・・。
こういったサービスを利用して、うまく情報収集できる人は、ほぼ間違いなくと言っていいほど理想の家が建てられますよ。
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※完全無料です。土地は決まっているけど、間取りに悩んでいるあなたもどうぞ。
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